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前作の「狂骨の夢」を読み終わったのが去年の9月。
それから今回の「鉄鼠の檻」を読み終わるまで9カ月。
今作も1,000ページを超えるボリュームで1歳児の子育てをしながら読むには骨が折れるのだが、やはり読んでみれば傑作。
作品内では1週間程の時間しか流れていないのだが、きめ細かく繊細で、それでいて冗長さの欠片もない。
たとえばビジネス界においてジェフ・ベゾスやイーロン・マスクがどれだけその才覚で経済成長に寄与しようとも、空想の中でこれだけのフィクションを思い描き、巧みな表現で魅力的に描写できる作家の方が私にとってはリスペクトの対象となる。
どういう人生を歩んでくればこんな作品が創れるのだろうか。
次作は「絡新婦の理」。
とりあえずシリーズ読破するまで読み続ける。
無駄にスマホ眺めてる時間をいかに減らすかが課題。
とりあえずtwitterのアプリを削除したのだが、これは結構オススメ。
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