日常

独立8年目

この2月から独立8年目を迎えます。

独立時、何の手立てもないところからスタートしました。何も仕事が得られなければ当面の収入源にしようとして始めた監査の非常勤も、結局1年で辞めることができ紆余曲折を得ながらもここまでやってくることができました。

それなりに苦労もありましたが、ありがたいことに重宝がっていただける機会もあり、これといった根拠もないのですが、あと5年から10年くらいはなんとかなるかぁ、と漠然と考えております。

 

ここ数年でAIが急速に進化し、ホワイトカラーの仕事がこれから激減していくような風潮が見受けれますが、奪えるものなら奪ってみろ、そう簡単に代替できるか、という気持ちもありますし、一方で私が請け負うぐらいの仕事はさっさとAIが代替してくれ、という気持ちもあります。

会計分野に携わるものであれば皆さんどこか共感していただけるのではないかと思うのですがどうでしょうか。

仮に仕事がなくなればなくなったでやりたいこともあるので、どこかでそれを望んでいる節もあります。

 

我々公認会計士のような立場の人間が携わる仕事がどれだけAIに代替されていくか、こればかりは正直よくわかりません。が、これからAIには容易に代替できないエッセンシャルワークの求人があふれてくることは容易に想像ができます。

コロナ禍からの反動でリアルが求められ、また極度的な高齢化であらゆる現場で若年層の働き手が不足してきています。2024年の出生数は70万人を割れました。私が生まれた1986年は出生数が140万人程度でしたので、もう半分しか生まれていません。

アメリカが分断されたように「レディ・プレイヤー1」よろしくユニバースとメタバースに分断されていくのでしょうか。個人的には映画で描かれるようなメタバースの世界よりも「リアル」が重視され、仮想上ではなく現実での旅行やエンタメ、食といった分野が今後ますます盛り上がっていくのではないかと考えています。

 

私自身来年には40歳という節目を迎え、自分自身の人生に向き合って考えることも増えてきましたが、個人の仕事観や人生観だけでなく、社会課題や次世代のために自分ができることは何があるのか、というようなことを考えることも増えてきました。考えたところで特別何ができるわけでもないですが、考えるところからすべては始まりますし、もう少しステージがかわってくればあるいは。

 

なんてことばかり書いていると重苦しくなるので、よく寝てよく遊び、食べ過ぎない程度によく食べ、しっかりと文化的で健全な毎日を今年も過ごしていくことをしっかりやりきりたいと思います。年齢を感じることも増えてきましたし、病気や事故で亡くなる同世代も増えてきた印象があります。

 

後悔しない人生を歩んでいくことを最重要課題として8年目も頑張っていこうと思います。